世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

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宗像地域の文化財

  • 宗像社事書/
名称 宗像社事書
種別 歴史資料
所在地
形態
調査年
保存状況
出土遺物
時期
説明 鎌倉時代の宗像大社の十三箇条からなる社内法で、神官、僧官、大宮司家臣はもちろん、社領内の全ての人々を対象としている。宗像大社を率いる大宮司氏盛が、次代大宮司となる息子松法師のために申し渡す形式になっている。本文書の五十年以上前にも「大札」という社内法があったことが書かれ、代々受け継がれてきた社内法が基になっている。神事、仏事を怠らず社殿護持に努めることにはじまって、何事も「内談衆」の衆議一決の合議制で決議し、厳密な年貢上納や役目の遂行が求められ、浦、島、山からの勝手な収穫や鎧、馬の私用が禁止されている。社領内の全ての人々が、その立場に応じた安寧な暮しができることを意図したものである。
法量・規模・面積 33.6×214.7cm
所蔵 宗像大社所蔵
参考文献 宗像大社文化財管理局編2017『宗像大社神宝目録』P41
図録ページ 41