世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

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沖ノ島の奉献品

  • 滑石製人形/
名称 滑石製人形
種類
遺構名 1号・3号・4号遺跡出土
指定区分 国宝
時代(実時代) 8~9世紀
法量 長7.6~(22.6)cm
説明 柔らかい滑石で人や馬、舟をかたどった人形・舟形・馬形を滑石製形代という。8世紀以降の沖ノ島祭祀で主体となった奉献品である。人体を正面からかたどった人形は、本来、海神に対する最も重要な奉献品。滑石板を縦に用い、両側面に2ヶ所ずつ刻みを入れて頭(顔)部・胴部・脚部を表している。頭部に目・鼻・口を刻むもの、胴部や脚部に両手・足を表現するものもある。