宗像地域の文化財
名称 |
室町幕府御教書 |
種別 |
歴史資料 |
所在地 |
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形態 |
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調査年 |
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保存状況 |
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出土遺物 |
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時期 |
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説明 |
宗像大社社殿の造営を滞りなく行うように、室町幕府が命じた文書。造営費用は主に宗像大社が負担するのであるが、造営についてのいわば幕府の「お墨付き」を得ていることを意味している。前時代の鎌倉幕府も同様な造営に関する文書を下しており、宗像大社が古代、中世と引き続いて国家的認知を得る神社であったことがわかる。本史料に記された造営事業は他の史料と合わせると、仮殿造営、遷宮、新社殿造営の辻固(敷地整備)、造営開始という手順がみてとれる大規模なものであったことがわかる。現存する本殿は、弘治三年(一五五七)に焼失した社殿を天正六年(一五七八)に再建したものであるが、焼失したのはここで命じられて造営された社殿であったと思われる。 |
法量・規模・面積 |
30.5×47.8cm |
所蔵 |
宗像大社所蔵 |
参考文献 |
宗像大社文化財管理局編2017『宗像大社神宝目録』P45 |
図録ページ |
45 |
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