宗像地域の文化財
名称 |
木造狛犬一対 |
種別 |
彫刻 |
所在地 |
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形態 |
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調査年 |
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保存状況 |
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出土遺物 |
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時期 |
鎌倉~室町時代 |
説明 |
第一宮(現在の辺津宮)にあったものと伝えられるが、制作年代の特定は困難である。鎌倉時代から室町時代の作品であろうと思われるが、現存の辺津宮本殿は、弘治三年(1557)に社殿・社宝が焼失したのちに再建されたものであるので、奉納の時期、経緯にも謎が残る。作品としては、一木造で、眉・目・鼻・口などの表情を極端に拡大した特異な顔面の造り、頭部の放射状に広がる巻き髪の表現に、能楽面との関連を考える説もある。肢体に逞しい力と強靭な肉体とを表わし、全体として素朴で豪快な重量感に溢れる名作である。彩色があったが、今は剥落してわずかに名残をとどめている。 |
法量・規模・面積 |
阿形高79.7cm 吽形高72.1 cm |
所蔵 |
宗像大社所蔵 |
参考文献 |
宗像大社文化財管理局編2017『宗像大社神宝目録』P49 |
図録ページ |
49 |
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