宗像関連古文書・史料
| 文書群名 |
八巻文書第５巻 |
| 文書番号 |
129 |
| 文書名 |
武藤宗治譲状 |
| 和暦 |
応永十三年四月五日
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| 西暦 |
1406年 4月 5日 |
| 本文 |
（端裏書）「須恵村文書」
譲与
筑前国赤馬院内須恵・三郎丸田畠屋敷等事
右、所領者、宗治重代相伝之私領也。而先日雖令契約、武藤接〔摂〕津守自頼豊前合戦之時、討死之上、他人令領知者、宗像宮神役於末代者、可令違減之上、今度社務芳志難謝之間、相副代々公験并手次之状等、所譲渡宗像社務也。敢不可違失之状如件。
応永十三年四月五日
武藤須恵刑部大輔入道宗治（花押） |
| 読み下し |
（端裏書）「須恵村文書」
譲り与ふ
筑前国（宗像郡）赤馬院内須恵・三郎丸田畠屋敷等の事
右、所領は、宗治重代相伝の私領なり。而るに先日契約せしむと雖も、武藤摂津守自頼豊前合戦の時、討死の上、他人領知せしむれば、宗像宮神役末代においては、違減せしむべきの上、今度の社務芳志謝し難きの間、代々の公験并びに手次の状等を相副へて、宗像社務（宗像氏経）に譲り渡す所なり。敢て違失すべからざるの状件の如し。
応永十三年四月五日
武藤須恵刑部大輔入道宗治（顕俊）（花押） |
| 大意 |
武藤宗治、筑前国赤馬院内須恵・三郎丸田畠屋敷等を宗像大宮司氏経に譲る。 |
| 紙質 |
楮紙 |
| 寸法（縦） |
30.4cm |
| 寸法（横） |
43.6cm |
| 備考 |
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| 出典 |
『宗像大社文書』第１巻 |
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