世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

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日本全国の宗像神社・関連スポット

    件名 神興社(じんごうしゃ)
    種別 神社
    所在地 福岡県福津市津丸645
    概要 [宗像神社史]正平年中行事に、75社の1つとして「神興社」とある。御縁起の3所大菩薩最初御影皇后地事の條に、大神は、最初「室貴六嶽仁有御着則神輿村仁着玉。於此村仁初天被耀神威。故仁神輿村号之。」とあり、その後宗像三所の霊地に遷座せられたといふ。これにちなむ神社である。正平年中行事、神事の條に「神輿若宮三所大菩薩」とあるのは、当社が宗像三神を祀るところであることを示し、さらに当社関係において「若宮」といふのは、その分霊社であることを知らしめる。このことは上述の如く「本木社若宮明神」を「宗像社」と〇しているのに〇しても明こ〇である。同書にまた「正月朔日神事、3月3日神事、5月5日神事、9月9日神事、7月7日神事、毎月朔幣・望祭神事一年中24度」とある。続風土記附録、津丸村の條に、「村の南6町計、圃の中に神輿といふ所あり。古瓦多し。又礎石も残れり。村老伝て云、「いにしへ宗像三女神、鞍手郡室木嶽よりしばらくこゝに遷座し給ひし時の社地なりとぞ。」とある。同書、畦町村の條には「神輿宮鞍手郡室木嶽よりしばらくこゝに遷座し給ひし時の社地なりとぞ。」とある。同書、畦町村の條には「神輿宮、村の乾5町計林中、字ダイミヤヤウジンといふ所にあり。産神也。祭る所、宗像三神なり。古へは津丸村の内に鎮りたまひしとぞ。其舊跡に礎石残れり。中古は鳥巣村の内タカミヤといふ所に鎮座し給ひしを、鳥巣村の民家をこの畦町に移されし頃、神社をも今の地に遷し奉る。社内に宗像宮の末社108神を8社に祭れり。」といひ、同拾遺の津丸村の條には、「神輿宮址村の南6町許山畠の内に石祠有。此処を古へより神輿と云。宗像三神を祀る。」といって、こゝを舊址とし、同書畦町村の條に、「神輿社、若宮八幡。産神也。」としている。明細帳には、神輿村大字津丸字神輿鎮座の神輿社(無)とする。祭神、宗像三神。現今例祭、9月12日。社殿、本殿
    (石祠)・拝殿・慶田、203坪。氏子は115戸である。
    現況=現在の東福間中学校々門左側に第一鳥居が建っている。本殿(石祠)奥は、古代の古墳の様な小丘になり雑木が茂っている。鳥居横のフェンス網に御縁起板が付けられている。落書きが目に付く。
    旧社格 無格社
    祭神 宗像三女神一、由緒不詳。
    時期
    特記事項
    出典・参考文献・HP
    関係論文1
    関係論文2
    関係論文3