世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

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日本全国の宗像神社・関連スポット

    件名 許斐三御前社(八幡神社)
    種別 神社
    所在地 福岡県宗像市王丸526-1
    概要 譽田天皇御誕生ノ翌年春2月、国母皇后筑紫ヨリ長門国豊浦ノ宮ニ移リ給フ時、此所ニ御鳳輦ヲ駐メ給フ。其陣迹ニ此年御社ヲ創立スト云。宗像大宮司代々造営也。例祭陰暦9月25日。
    境内神社一社 須賀神社(素戔嗚命)由緒鎮座年月日不詳。
    [宗像神社史]許斐三御前社(八幡神社)
    正平年中行事、許斐権現の眷属小神のうちに、「三御前一所」とあり、同じく三御前神事の條には、「正月17日踏歌神事、5月5日節供神事、9月9日節供神事、一年中毎月朔幣・望祭神事24度」とあり、応安神事次第、正月17日、許斐踏歌の條には、「次三ノ御前ニテハ干秋萬歳舞、踏歌アリ。」とある。
    [筑前続風土記拾遺]王丸村の條に若宮八幡宮王丸村の産神也。所祭応神天皇・神功皇后・武内大臣と云。(此説いふかし。宗像神の御子神なるへし。)宗像神事次第記に、許斐従神の中に三御前社一所とあるは此社也へし。年中の次第は王子神に同し。神殿・拝殿・幣殿有。村の内、森の中に在。御社は〇向也。昔は是より2町計艮、村下に有しを、宝永2年(1,705)故有て爰に遷し奉る。」とあり、棟礼を擧げて、天正9年(1,581)大宮司氏貞の造替したこと、例祭は3・4・9月27・28に行はれたことを記している。明細帳にある宗像町大字王丸字尾仲の八幡神社(無格社)がこれであり例祭は10月16日。社殿は本殿(流造)・幣殿・拝殿。境内195坪余。氏子は40戸である。
    旧社格 無格社
    祭神 応神天皇・神功皇后・武内大臣
    時期
    特記事項
    出典・参考文献・HP
    関係論文1
    関係論文2
    関係論文3