世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

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日本全国の宗像神社・関連スポット

    件名 許斐所主(心吉神社)(このみところぬし)
    種別 神社
    所在地 福岡県宗像市王丸302(旧地)
    概要 不詳。例祭陰暦9月15日境内神社一社 古宮神社(大名持命、田心姫神、譽田皇子)由緒寛永2年創立、字本村ヨリ移転。
    [宗像神社史]許斐所主(心吉神社)
    御縁起の108社の1つに、「許斐所主」、正平年中行事、神事の條に「許斐所主明神、9月9日神事」とある。続風土記拾遺には、王丸村の枝郷別所の産神である心吉社について、「宗像末社記に許斐所主神社有。所主を誤りて心吉と奉稱成へし。」とする。明細帳には、宗像町大字王丸字大谷に坐す心吉神社(無格社)をこれとしている。雑木の中に鳥居のみ残っている心吉宮古宮跡、編額に「心吉宮」の文字がカスカに残って居た。前は小川となり入れない。昔は石段等もあったと聞く。今は雑木に埋れ何も見えない。
    [筑前続風土記附録]王丸村
    心吉社神殿拝殿造続2間、3間、祭礼9月15日、奉祀中村求馬。別所谷にあり。祭る所住吉三神なり。11戸の産霊なり。社内に観音堂あり。
    [筑前続風土記拾遺]心吉社
    枝郷別所の産神也。住吉三神也。宗像末社記に許斐所主神社有。所主を誤りて心吉と奉称なるべし。又上津七郎殿といへるも同社の事にや。9月9日神事有よし見へたり。今は9月15日を恒例祭日とす。奉祀は野坂村の中村氏也。①樹々の間に許斐山を望む「心吉宮」の鳥居編額にカスカに文字が残っていた。昔は石段等も残っていたと聞いた。現在は見る事は出来ない。雑木林の中に有るかもしれない。
    旧社格 無格社
    祭神 中筒男命・底筒男命
    時期
    特記事項
    出典・参考文献・HP
    関係論文1
    関係論文2
    関係論文3