世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

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日本全国の宗像神社・関連スポット

    件名 森社(依嶽神社境内社)(もりしゃ)
    種別 神社
    所在地 福岡県宗像市田野1872
    概要 宗像神社も田野村瀬戸にある森俊社をもって「宗像七十五社の内田野村社社明神と有是也。」としている。さらに大正十三年十月十八日許可を得て、同村の依嶽神社(村社)の境内神社として合併された。今、依嶽神社の向かって右後方の三小社殿の左端がこれである。と記している。  現況=⑬依嶽神社調の通りである。田野村字瀬戸に鎮座の頃、合祀された各祭神(大国主命・岩筒男・女命・菅原神・高龗神・素盞鳴命・宗像三女神)も合祀のままさらに依嶽神社へ、森社として祭られたのである。旧鎮座地(字瀬戸)は、今はどのあたりか知るすべもない。大正九年頃から十五年頃まで、神郡内各社で、無格社が村社、郷社に合併されているが、その資料もほとんど無い。時代の流れに合せ、合併により信仰を神殿を守らねばならなかった当時の司人の苦労が愢ばれるけれども一枚の資料があればと残念である。しかし、合併されても、山の端に丘の上に旧神地として立派に守られている石祠や、社殿、鎮座森も多い。この祠や、社殿、さらには司人の無い、無人となった社、氏子だけで守っている神地等を大切に守る事が重要である。
    旧社格
    祭神 木花開那姫命(宗像神社史=延宝末社調) 玉弉津(タマサツ)命」(続風土記附録)
    時期
    特記事項
    出典・参考文献・HP
    関係論文1
    関係論文2
    関係論文3