世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

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日本全国の宗像神社・関連スポット

    件名 住吉神社(野坂神社)(すみよしじんじゃ)(のさかじんじゃ)
    種別 神社
    所在地 福岡県宗像市野坂904
    概要 『宗像神社史』明細帳によると、旧村社。天文十六年(一五四七)に大宮司正氏が長門国の一之宮を勧請したものといふ。(続風土記・同附録・同拾遺もこれに同じ。)
    例祭は九月二十九日。社殿は本殿・拝殿・参籠舎。境内四五九坪。
    由緒記に日、創立天文十六年 宗像大宮司正氏、長門国豊浦ノ一ノ宮ヲ勧請セラレシヨシ。又宗像大宮司代々造営ノ棟札有。明治五年十一月三日村社二定ラル。
    (筑前風土記拾遺)一宮森吉に在。村内十所、(森吉・塚本・小木屋・中山・今院・会所・次郎丸・大井・千疋原・ハザ)産神也。
    祭る所、住吉三神也。縁起に宗像大宮司正氏天文十六年に長門国豊浦郡の一宮(長門国一宮は延喜式神名帳に豊浦郡住吉荒魂神社とあり。一宮村に在。日本書紀に山田邑と見えたるは此所也。)を勧請せられよし云り。社説に始め勧請の時は、今の小木社に暫く坐せし故に「小木大明神」ともいへり。其時の棟札に奉建立小木大明神拝殿一宇、社家地頭重矩とあり。また天正十一年癸未十月十八日棟札に奉新造筑前国宗像野坂庄、小木大明神宝殿一宇、本願許斐左馬太夫氏備云々と有り。仮面二枚あり。古物也。一面の裏に銘あり。文永七年乙丑等の文字あり。其餘は剥して詳ならす。九月晦日恒例の祭日也。祝吏を仲村氏といふ。
    (現況)現在、第一鳥居には「野坂神社」の扁額あり、境内石碑に「一之宮住吉神社」刻まれている。第二鳥居には「一の宮」、第三鳥居には「二の宮」と彫られている。巨樹繁り立派な社である。氏子中の崇敬も厚く、美しく管理されている
    旧社格
    祭神 表筒男命・中筒男命・底筒男命
    時期
    特記事項
    出典・参考文献・HP
    関係論文1
    関係論文2
    関係論文3