世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

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日本全国の宗像神社・関連スポット

    件名 犬王丸明神社(いぬおおまるみょうじんしゃ)
    種別 神社
    所在地 福岡県宗像市池田垂見峠
    概要 『宗像神社史』御縁起に百八社の一つとして、高宮下符社のうちに「犬王丸明神社」とある。正平年中行事に七十五社の一つとして見え、上高宮下符社のうちに「○?明神」とある。「境明神」は上高宮下符社のうち、順序から見て「犬王丸明神社」と同じ所にあるので、名こそ違え、これは同一神と看做される。同行事、高宮下符神事の條には「境明神十一月十六日祭之」とある。
    延宝末社帳には「犬王丸神社、彦星ヲ祭也。」とある。先の岡堺明神・祓方遠賀堺明神・祓方明神と同じく、宗像・遠賀両軍を結ぶ垂見峠に坐す神と考えられる。ただし、郡境は遠賀郡との外、鞍手郡との境もあるから単なる「境明神」は垂見峠の境神とばかりは言えない。
    (現況)現在の垂見峠は、国道四九五号線が北九州まで走り、山頂付近は民家、ドライブインが建ち並び往古の俤かげは無い。
    旧道が池田より山中を登り、頂上に至り、現国道と結ばれ、遠賀郡岡垣町内浦に続いている。この旧道付近、山中を歩いたが、これらの社跡は発見出来なかった。ただ、峠越えの処に、郡境石碑が一個建ち、御地蔵様が三基祀られていた。山頂付近まで諸々の建物が続き、さらに岡垣側も住居が広がり、山上近くまで来ている。いずれにしろ見晴し良き処にして遠望の美しき場所なので、今後ますます造成化が進む土地である。
    旧社格
    祭神
    時期
    特記事項 位置確認できず
    出典・参考文献・HP
    関係論文1
    関係論文2
    関係論文3