日本全国の宗像神社・関連スポット
件名 |
宮田若宮(三所神社)(みやたわかみや) |
種別 |
神社 |
所在地 |
福岡県宮若市本城612 |
概要 |
『宗像神社史』御縁起百八社の一つとして「宮田若宮」と見え、正平年中行事に七十五社の一つとして「宮日(田)社」と、同神事の條には「宮田社、正月朔日神事、三月三日神事、五月五日神事、七月七日神事、六月晦日和儺祓神事、九月九日神事、正月歩射神事」とある。また宗像社家文書総目録、建武元年(一三三四)三月二十日諸郷文書によると「鞍手郡内室貴・宮田・鴨山」とあるので、この頃宮田は、宗像大宮司領となっていたことが知られる。 延宝末社帳には「宮田若宮太玉命」とある。明細帳によると、鞍手郡宮田町大字宮田本城字堤内に三所神社(旧無各社)があって、宗像三神を祀っているのがこれに当たる。社頭の元禄十一年(一六七八)八月の石の常夜燈に「宮田三所宮」とある。 現今、例祭は十月十七日。社殿は本殿(流造)・幣殿・拝殿。境内一二五九坪、氏子は一六〇戸である。 (現況)若宮町から宮田町に入る。宮田町の中心街に当社はある。本城の信号から約二十メートル進んだ左側に「社号石」が有る。細い参道を約三百メートルほど進むと森の下に有る小さな第一鳥居を見る。さらに小さな第二鳥居を通り小さな石段を左曲しながら四、五十段登ると境内に出る。 一番先に目に飛び込んで来たのが新築の「本・拝殿」である。真新しい社殿から木の香が登っている様な良い気持ちになる。 立派である大きい!!平成十年の大御造営であろうか、拝殿頭上の「三所神社」の扁額も誇らしげに輝いている。由緒板、造営記念碑を探すけれど、まだ出来ていない。由緒書きらしきコピー紙が張ってあったのでズームいっぱいの写真を撮った。読めるか心配である。左右に石祠の末社があるが、社号は無い。古材もまだ脇に山積みになっている。出来たばかりと思われる。ただ残念に思ったのは、本・拝殿周囲の巨木が全て切られ、青天井になっている「鎮守の杜」に寂しさを感じた。早く繁れば良い。 |
旧社格 |
|
祭神 |
田心姫神・湍津姫神・市杵嶋姫神 |
時期 |
|
特記事項 |
|
出典・参考文献・HP |
|
関係論文1 |
|
関係論文2 |
|
関係論文3 |
|
copyright © 2020 世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群保存活用協議会 All Rights Reserved.