世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

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日本全国の宗像神社・関連スポット

    件名 泊若宮社(厳島神社境内高殿社)(とまりわかみやしゃ)
    種別 神社
    所在地 福岡県宗像市地島183
    概要 【宗像神社史】
    正平年中行事に七十五社の一つとして「泊若宮社」と、神事の條に「泊若宮明神・正月朔日神事、七月七日神事、三月三日神事、五月五日神事、九月九日神事、毎月朔日・十五日神事(一年中廿四度)」とある。続風土記附録、地島村の厳島社の境内五社のうちに、御高所(ヲタカトコロ)社の名が見えるのがそれか。同社については、明細帳、岬村大字地島字泊の厳島神社(舊村社)の境内社に高殿神社(応神天皇)がある。早く厳島神社の境内社とされたのである。
    境内神社6社(郡史上巻)
    森俊神社 大己貴命 由緒不詳
    疫神社  大己貴命・少名彦命 由緒不詳
    高殿神社 応神天皇 由緒不詳
    天照皇大神宮 大日霊命 由緒不詳
    天満神社 菅原道真 由緒不詳
    恵比須神社 事代主命 由緒不詳
    【筑前続風土記拾遺】
    泊に在。産神なり。宗像七十五社の一也。大宮司氏郷正平年中の社記には、此社白濱にありと見えたり。後にこ々に移せしにや。社内に御高所社といふあり。いかなる神を祀れにや。祭礼九月十一日。鐘崎の入江氏奉祀す。※按に宗像末社記に、厳島社(小島)泊若宮。又一本には市杵社(白濱)など有て、今と異なり。泊に今若宮社なし。また白濱に市杵嶋社なし。いぶかし。古昔地名を誤るべきにあらず。姑く記して後人の是正を待つ。
    現況=泊港前の石段(五十余段)を昇った処に境内地をもつ。厳島神社の境内社は左側に天満宮と神号不詳の石祠、右側に神号不詳の石祠三社と神石と思われる数基が並んでいる。いずれが御高殿社(泊若宮社)か不詳。
    旧社格
    祭神 応神天皇
    時期
    特記事項
    出典・参考文献・HP
    関係論文1
    関係論文2
    関係論文3