沖ノ島の奉献品
名称 |
半円方形帯画像鏡 |
種類 |
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遺構名 |
17号遺跡出土 |
指定区分 |
国宝 |
時代(実時代) |
4~5世紀 |
法量 |
径22.0cm |
説明 |
内区の主文として表現された図像が漢代の画像石の表現に似ている鏡を画像鏡という。本品は中国の画像鏡の二神四獣鏡を模倣した仿製鏡で、中国製品に比べて主文様の簡略化が著しい。鈕座は櫛歯文で、内区を4個の乳で区画し、脇侍を従えた2体の人物像と2体の歌像を、鉦を中心に対置する。内区外周には、断面が蒲鉾形の有節文、珠文と複合鋸歯文を入れた半円方形帯、鋸歯文を施した断面三角形の界圏、櫛歯文がめぐる。
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