宗像地域の文化財
名称 |
正平二十三年宗像宮年中行事 |
種別 |
歴史資料 |
所在地 |
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形態 |
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調査年 |
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保存状況 |
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出土遺物 |
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時期 |
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説明 |
鎌倉時代後期に成立・確立していた宗像大社本社・末社を書き上げて、それぞれの神社の年中行事を列記したものである。冒頭の社名には「天照大神御子宗像宮」とあって、古事記・日本書紀の内容を十分に自覚していたことがわかる。「七十五社」と書かれた末社の鎮座地の分布からは、当時の宗像大宮司家の信仰を通した支配圏を知ることができ、「五千九百二十一度」と数えられた、日々の神事の蓄積である年中行事からは、職能集団である神官たちの多忙な日常を知ることができる。本史料は南北朝時代の成立で、南朝年号を用いている。これは当時の北部九州では、後醍醐天皇皇子懐良親王が覇権を握っていたことに関連すると考えられる。 |
法量・規模・面積 |
28.2x20.4cm |
所蔵 |
宗像大社所蔵 |
参考文献 |
宗像大社文化財管理局編2017『宗像大社神宝目録』P44 |
図録ページ |
44 |
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