世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

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宗像地域の文化財

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名称 宗像の「わらべ歌」
種別
所在地
形態
調査年
保存状況
出土遺物
時期
説明 宗像の子どもたちが親しんだわらべ歌の多くは、日常の中で遊び歌として伝承されてきました。ウェブサイト「むなかた電子博物館」では、実際の歌唱付きの歌詞で紹介されています。
【ごっけんしょ】(輪の中の鬼が終わるのを待って捕まえる遊び)
朝顔エー朝はひらいて 
晩はつぼんで 両手 振袖お褄をからげて 
お庭に腰かけて 砂をパッパッ 
あなたもごっけんしょ こなたもごっけんしょ
後向いちゃプンプン 前向いちゃプンプン 
※ごっけんしょ…ご機嫌さんの意

【上の段のちしゃの木に】<縄跳び歌>
うえん段のちしやの木に
うっちいぽっぽが一夫婦
あぽちいぽっぽが二夫婦
うっちいぽっぽの言うことにゃ
夕んべござった花嫁御
奥の座敷にすわらせて
金襴緞子を縫わすれば
なぜかしくしく泣かしゃんす
なにがそんなに悲しいか
親もござれば子もござる
私の弟の千松が
七つ八つから金山へ
金が出たやら出らぬやら
一年たっても見えやせぬ
二年たってもまだ見えぬ
三年三月状が来て
状の上書ちょいと見たら
お山へ来いとの状じゃった
お山へ行くは良けれども
行くに行けないこの私
父さん恋しやチンチロリン
母さん恋しやチンチロリン
法量・規模・面積
所蔵
参考文献 宗像市 2009『宗像遺産 暮らし遺産編』
図録ページ