宗像地域の文化財
名称 |
宗像の伝説「垂水峠の怖い話」 |
種別 |
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所在地 |
宗像市池田 |
形態 |
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調査年 |
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保存状況 |
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出土遺物 |
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時期 |
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説明 |
ある夏の暑い日、若者が不思議な人物に呼びとめられ、樽と手紙を芦屋の廻船問屋まで届けてくれるよう頼まれます。この暑さにもかかわらず蓑をまとい、笠をかぶった不思議な格好です。しかし、お礼に目のくらんだ若者は怪しみながらも引き受けました。 峠で一休みしていると、どうしても手紙の内容が知りたてたまらなくなりました。さんざん悩んだ末に、ついに封を開けて手紙を広げてみると「この尻をもって千尻なり」という謎のような言葉が書いてありました。 若者はこの意味を確かめるため、思い切って樽を覗き込みました。すると中には、人間の尻がいっぱい詰めてあるのです。しかも、それが九百九十九もあり、この若者の尻を加えるとちょうど千になる勘定でした。若者はやっと手紙の意味がわかり、背筋の凍る思いをしました。 これは実はカッパのいたずらだったのです。このことがあってからこの峠を「樽見峠」と言うようになりました。そして今は「垂水峠」と書くようになったそうです。 |
法量・規模・面積 |
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所蔵 |
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参考文献 |
宗像市 2009『宗像遺産 暮らし遺産編』 |
図録ページ |
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