世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

文字サイズ 標準 特大
背景色

宗像地域の文化財

  • のうさば/
名称 のうさば
種別
所在地
形態
調査年
保存状況
出土遺物
時期
説明 宗像市鐘崎地区の正月に欠かせないのが、“鐘崎数の子”とも呼ばれる「のうさば」です。まず、ホシザメという小型のサメを背割りし、竹串で開いて一週間ほど潮風にさらします。干しあがったら今度は熱湯に二〜三分浸し、たわしで表面のサメ肌を丹念にこすり落としてから短冊状に切り、タレに一晩漬け込みます。  
 元は、フグの延縄漁にかかったサメをおいしく食べたいと先人が編み出した「のうさば」。グロテスクな外観からは想像もつかない上品なおいしさです。
法量・規模・面積
所蔵
参考文献 宗像市 2009『宗像遺産 暮らし遺産編』
図録ページ