世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

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宗像地域の文化財

  • ■──大島四国霊場は、明治35年(1902)の創設以来、遍路の改修、霊場の完備修築や移転などが行われ、現在の姿に整えられました。/
  • ■──大島では、今も毎年4月初旬の土・日曜日の2日間、大島四国霊場を巡る「八十八カ所千人参り」が行われています。/
名称 大島四国霊場
種別
所在地 宗像市大島各所 (スタート地点毘沙門堂)
形態
調査年
保存状況
出土遺物
時期
説明 大島は、古来より全域が禅宗一派でしたが、弘法大師を信仰する島民も多く、安昌院禅寺では縁日法要も行われていました。明治になると、八十八か所巡りが盛んに行われるようになります。四国に詣る住民も現れますが、島民の多くは、島郷(現・北九州市若松区島郷)など近郷を巡礼するに留まっていました。その後、大島に八十八か所霊場創設の気運が高まり、明治三十五年(一九〇二)、島民の尽力により、牧ノ内の大師堂に大師尊像を奉安。宿泊施設なども整えられました。
法量・規模・面積
所蔵
参考文献 宗像市 2009『宗像遺産 暮らし遺産編』
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