世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

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宗像地域の文化財

  • ■──昭和35年には盆踊り振興会が結成されて、継承と振興がはかられています。/
  • ■──「口説き」(P75参照)の節に合わせ、思い思いの扮装や浴衣姿で踊りを楽しみます。※本来はお盆の宵に踊られるものですが、写真はイベントで披露されたときのものです。/
名称 鐘崎盆踊り
種別
所在地 宗像市鐘崎各所
形態
調査年
保存状況
出土遺物
時期
説明 「鐘崎盆踊り」の起源は定かではありませんが、一説によると、口説き(唄)は佐渡方面、太鼓は能登の輪島、踊りは南の方から伝わったと言われています。また、その伝承には鐘崎海女、鐘崎海人が密接に関わっているとされ、口説きは能登方面に出稼ぎに出た鐘崎海女が、太鼓は海女に同行した男達が、輪島の御陣乗太鼓を習い覚えたものとも伝えられています。  鍛え抜かれた海の男達が独特の節回しで唄う口説きは、古くから語り継がれているもので、踊りは単調ですが、素朴で躍動的。皆で櫓を囲んで大きな輪を作り、力強い櫓太鼓の拍子にのって、「ヤアットエイ、マカマカマカショ」の合の手(はやし言葉)も賑やかに踊られます。
法量・規模・面積
所蔵
参考文献 宗像市 2009『宗像遺産 暮らし遺産編』
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