世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

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宗像地域の文化財

  • ■──「祝いめでた」を唄い、鈴を鳴らして勇壮に町をいく神輿。/
  • ■──須賀神社に駆け上がり拝殿に神輿を安置する祭りのクライマックス。/
名称 赤間祇園
種別
所在地 宗像市赤間6‐6‐7 須賀神社
形態
調査年
保存状況
出土遺物
時期
説明 毎年七月中旬に行われる赤間祇園は、約四百年の歴史を持つ須賀神社の夏祭り。白法被姿の若衆が神輿を担ぎ、祝いめでたを歌いながら、旧唐津街道赤間宿の町筋を練り歩きます。 初日の午後七時半、神前での祭典の後、御神幸行列が須賀神社を出発します。行列は神官と区長を先頭に、賽銭持ちや御獅子様などの「小道具係」、笛や太鼓を担当する「楽係」、その後ろに暴れ神輿で名高い「赤間祇園神輿」、最後に「御供提灯」が続きます。
 巡幸路となる町筋の家々
は、御神燈を灯して神輿をお迎えし、疫病退散・家内安全を祈願します。神輿が暴れれば暴れるほど良いことがあるといわれ、神輿が家々をめがけ、勇壮な掛け声とともに突っ込む様は、迫力満点です。
法量・規模・面積
所蔵
参考文献 宗像市 2009『宗像遺産 暮らし遺産編』
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