世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

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宗像地域の文化財

  • ■──田熊山笠。国道を全力で駆け抜ける姿に沿道から声援が飛ぶ。/
  • ■──大島山笠。無病息災、叶大漁、家内安全などを祈願して行われる。/
  • ■──地島山笠。豊岡区から泊区へ船で渡ると、翌年は泊区から豊岡区へ。これを交互に繰り返す。/
名称 祇園山笠 田熊・鐘崎・段天(神湊)・地島・大島
種別
所在地 宗像市内各所
形態
調査年
保存状況
出土遺物
時期
説明 かつて宗像には数十の山笠がありましたが、時代とともに担い手が減少し、現在では五つの山が残るのみとなりました。いずれも担い手不足に悩まされていますが、伝統と心意気は各地域で守り伝えられています。
 東郷の街を駆ける田熊山笠は、重さ約一・五t。大きな山が颯爽と走る姿は圧巻です。鐘崎山笠は荒々しいかきっぷりが特徴。山を前後に揺する「打ち込み」を繰り返し、町を進みます。また、段天(神湊)山笠では、平成二十年、伝統の旗山が二十五年ぶりに復活しました。
 地島山笠は、山が隔てる二集落を回るため、漁船で海を渡る珍しい山笠です。大島山笠は会場の飾り付けも見事。港に翻る多数の旗は、島民が願いを書き記したものです。
法量・規模・面積
所蔵
参考文献 宗像市 2009『宗像遺産 暮らし遺産編』
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