世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

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宗像地域の文化財

  • ■──「お座」でお祓いを受ける参列者。/
  • ■──祭壇にそなえられた神饌。/
  • ■──お座の膳。/
名称 古式祭
種別
所在地 宗像市田島2331 宗像大社境内
形態
調査年
保存状況
出土遺物
時期
説明 およそ八百年の歴史を持つ、宗像大社の神事です。毎年十二月十五日にもっとも近い日曜日の早朝に行われ、その年の豊作に感謝して、神前に御飯や御酒、菱餅、九年母というミカン科の果実やゲバサモを供え、祭典後の「お座」で、五穀豊穣や無病息災を願って神様とともにいただきます。中でも興味深いのが、ゲバサモ。海の霊力の象徴である海藻で、当日の朝、地元よりゲバサモが届けられ神饌が揃ったところで祭典が始まります。お座は招福の伝統行事で、参列者にはくじ引きも行われ、大社神宝の翁面や神盃、干支の縁起物などが当たります。
法量・規模・面積
所蔵
参考文献 宗像市 2009『宗像遺産 暮らし遺産編』
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