世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

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宗像地域の文化財

  • ■──護摩木が投げ入れられる度に、護摩壇から炎が立ち上ります。/
  • ■──白煙上る炭の上を素足で渡る修験者。/
名称 鎮国寺火渡り柴灯大護摩供
種別
所在地 宗像市吉田966 鎮国寺
形態
調査年
保存状況
出土遺物
時期
説明 毎年四月二十八日に行われる柴灯大護摩供は、護摩木を焚いて不動明王を招き、家内安全や大願成就などを祈願する仏教の修法です。願いを書いた護摩木を護摩壇の火で焚く事により、煩悩を焼き尽くし、様々な願いが成就されると言われています。
 午前十時、身代わり不動明王立像の年に一度の御開扉法要が営まれ、その後、午後一時より、火渡り柴灯大護摩供が執り行われます。読経の中、護摩壇に護摩木が次々と投げ入れられ、大きな炎が立ち上ります。やがて炎が収まると、厳かに火渡りの行が始まります。まず、修験者たちがお経を唱え、まだ白煙上る炭の上を素足で渡り、その後、参詣者が続き、無病息災を祈ります。
法量・規模・面積
所蔵
参考文献 宗像市 2009『宗像遺産 暮らし遺産編』
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