宗像地域の文化財
名称 |
鎮国寺阿弥陀如来坐像板碑 |
種別 |
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所在地 |
宗像市吉田966 鎮国寺 |
形態 |
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調査年 |
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保存状況 |
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出土遺物 |
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時期 |
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説明 |
鎮国寺の境内、西の丘陵に立てられた砂岩の石碑 です。地上高百二十三cm、最大幅四十三cmの自然石に、阿弥陀如来の姿が薄く浮き出るように、太目の線で平彫りされています。まさに「石造阿弥陀如来半出像」とでも称すべき石碑で、仏像が描かれた下部には六行の銘文が刻まれています。 石碑の上部に刻まれた阿弥陀如来像は、蓮華の花の上に座した形で、背後には、頭の上から体を囲むように二重の光背が輝いています。この仏が結ぶ印は「上品中生来迎印」で、親指と人指し指で輪を結ぶ形をとったものです。この印は阿弥陀経を持たず、読誦することがなくても、正しい道理に生きることができたものが、西方浄土に招かれることを約束することをあらわしています。 また、下部に刻まれた銘文には、元永二年(一一一九)に、沙弥妙法という人物がこの石碑を建立したことが記されています。これには、十二万本の卒塔婆、金銅の阿弥陀像、仏菩薩の画像、天蓋・幡・花鬘などの装飾、さらには極楽を飾る宝樹・迦陵頻伽や弥勒仏頭などをつくったという妙法の作善(業績)も併記されています。 |
法量・規模・面積 |
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所蔵 |
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参考文献 |
宗像市 2009『宗像遺産 文化遺産編』 |
図録ページ |
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