宗像地域の文化財
名称 |
色定法師一筆一切経由来記 |
種別 |
歴史資料 |
所在地 |
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形態 |
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調査年 |
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保存状況 |
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出土遺物 |
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時期 |
天明4年(1784) 曇栄宗嘩(1750~1816)筆 |
説明 |
上段は、色定法師が紺色の染紙に金字で大宮司氏国から写経の援助を得ていることを記したもの。承元元年(1207)は写経途中であるものの既に四千巻程の写経を終えており、文中の「二千七百四十五巻」の意味は不明である。下段は、博多崇福寺住職雲栄宗嘩が、福岡藩郡奉行富永氏休による10年にわたる色定写経五千余巻の修理、表装事業を讃えた文章である。現存する写経経巻のなかに、金字の経巻名の題箋(タイトル)を貼った朱色の表紙が残るものがある。富永氏体の表装事業において、新しい朱色の表紙をつけ、金字の経巻名部分を切り取って題箋に用いたものと思われる。
此為色定法師真蹟田島邨権之丞者家世蔵之県令富永氏休 一見如獲拱璧捨貲装?欲副法師遺像以伝永遠也乞余一 言題之鳴乎偉哉法師手写大蔵閲四十二年乃始卒業此古 今未曾有事孰不景仰于今納在宗像神祠星霜既久蠹敗散 逸者十之一極可痛惜聞氏休慨然建議将修治全部歳 五百巻限十年成功是其為志可謂勤牟苟非歴練職事 明決如割仁恕用事綽有余裕者奚能至此且此蹟也係 大蔵総計題識則先表出之中矣相伝権之丞其先蓋与 法師有族縁似続五百七十余載云其為親書固不容疑 焉於是乎不辞而識 天明四年甲辰十二月既望 万年崇福寺沙門曇宋宗嘩手書 朱印 朱印 |
法量・規模・面積 |
67.0×23.4cm |
所蔵 |
宗像大社所蔵 |
参考文献 |
出光美術館2014『宗像大社国宝展-神の島・沖ノ島と大社の神宝』 |
図録ページ |
100 |
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