世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

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宗像地域の文化財

  • イヌマキはマキ科の常緑高木。耐水性に優れていることから、古くから建築材や風呂桶などに用いられてきました。/
  • マキとは思えないくらいゴツゴツした表皮に700年以上の樹齢を感じます。/
名称 吉武の槇
種別 自然〈植物〉
所在地 宗像市吉留3555 個人宅
形態
調査年
保存状況
出土遺物
時期
説明 吉武のマキは、樹齢は七百年から九百年と推定されるイヌマキの巨木です。個人宅のマタケ林の中にあることから、畑の防風林として植えられたのではないかと推測されています。樹高二十一m、幹周り四・二m。胸高直径は一・五m近くもあり、大木でも三十から六十とされるイヌマキの中では、全国でも稀に見る巨樹として知られています。幹は地上二m付近で五本に分岐しており、空を覆うように枝を広げた姿は素晴らしく、たいへん趣があります。
法量・規模・面積
所蔵
参考文献 宗像市 2008『宗像遺産 自然遺産編』
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