世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

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宗像地域の文化財

  • 山頂から見る宗像の街並みと四塚連山。/
  • 許斐山全景。(山裾の左が3号線、右が宗像ユリックス)/
  • 山には史跡も数多く、山頂付近には馬場跡、福津市側に少し下った場所には金魚池があります。金魚池は許斐山城の用水池跡で、かつて九州随一と言われた許斐山城の利水技術の名残を留めています。/
名称 許斐山
種別 自然〈島・海・山・川〉
所在地 宗像市南郷地区
形態
調査年
保存状況
出土遺物
時期
説明 宗像市と福津市の境界に位置する許斐山は、標高二百七十一m。中世の時代には、宗像大宮司家が許斐山城を構え、たびたび合戦の舞台となったと伝えらる山です。国道のすぐそばという立地にもかかわらず、山中には多くの自然が残されており、希少植物や野生動物の宝庫となっています。
 登山路は、宗像市側と福津市側の二ルートで、宗像市側は王丸の「このみ公園」に登山口があります。登山口から竹林の中の登山道を進み、熊野神社の鳥居をくぐると、その先は杉林に囲まれた坂道です。途中、傾斜のきついところもありますが、地元の方々によって整備された登山道は登りやすく、誰もが気軽に登山を楽しめるコースになっています。
 最後に、急勾配の階段を登ると山頂に到着です。眼下には、四塚連山とそれらの山々に抱かれた宗像市の街並みや田園風景が一望でき、新緑、紅葉、雪景色…と、四季折々に表情を変える眺望も見事です。
法量・規模・面積
所蔵
参考文献 宗像市 2008『宗像遺産 自然遺産編』
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