世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

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宗像地域の文化財

  • 標高224m。山頂からは、宗像の四塚連山から上る朝日や玄界灘に沈む夕日、満天の星空、海上に輝く漁火、そして、“玄界灘の水を汲む北斗七星”など、離島の山ならではの絶景が楽しめます。/
  • 山頂にある御嶽山展望台。/
  • 海抜0mから登る御嶽山。豊かな自然が満喫できます。/
名称 御嶽山
種別 自然〈島・海・山・川〉
所在地 宗像市宗像・大島
形態
調査年
保存状況
出土遺物
時期
説明 福岡県最大の島、宗像・大島の中央部にそびえる御嶽山は、標高二百二十四mの島の最高峰です。山を覆うのは照葉樹の森で、初夏の登山道ではネムノキの薄紅色の花も見ることができます。
 渡船の発着する大島港を出発し、港の左手にある宗像大社中津宮の鎮守の杜を抜けると、御嶽神社参道入口です。ここから照葉樹が生い茂る約八百mの急傾斜の登山道を登ります。木々が生み出す美味しい空気と潮の香りを味わいながら山頂へ。展望台からは、玄界灘の島々や四塚連山の山々など、三百六十度に広がるパノラマ眺望が楽しめます。
 帰りは往路をそのまま戻ってもよいのですが、おすすめは、山の北側の遊歩道を下るルートです。牛たちが草を喰む牧場内を進み、風車展望所、沖津宮遥拝所、さざなみ館などを巡って港へ。自然や歴史に彩られた、島の魅力がたっぷりと楽しめます。
法量・規模・面積
所蔵
参考文献 宗像市 2008『宗像遺産 自然遺産編』
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