世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

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宗像地域の文化財

  • 標高499mを誇る四塚連山の最高峰・孔大寺山。登山路は、孔大寺神社遥拝所登山口からのルートのほか、地蔵峠登山口、垂見峠登山口からのルートもあります。/
  • 登山道は山の上にある孔大寺神社へ向かう参道。/
  • かつては英彦山や宝満山と並ぶ山伏の修験道場でした。/
  • 宗像の四塚連山は尾根続きになっていて4つの山を縦走することができます。/
  • 垂見峠からのルートにマテバシイが自生する林があり、晩秋の登山道には長さ2〜3cmのドングリが無数に落ちています。/
名称 孔大寺山
種別 自然〈島・海・山・川〉
所在地 宗像市河東地区〜池野地区
形態
調査年
保存状況
出土遺物
時期
説明 古来より山伏の修験の山として信仰を集めてきた孔大寺山。標高は四百九十九m。宗像市と岡垣町の境をなす山で、宗像市側の登山口は孔大寺神社遙拝所にあります。鳥居をくぐり参道を進むと、間もなく急勾配の古い石段が現れます。石段は八百十段で、登るにつれその斜度を増します。沿道の主な植生はスギやヒノキの植林で、山麓はシイノキ、中腹以上ではアカガシなどが混生。また、古くから伐採を制限されていたという山頂部には、立派な照葉樹自然林も残されています。
 石段を登り終えると分岐点。右に行くと福岡県天然記念物の大イチョウがあり、その先に孔大寺神社があります。分岐から左に曲がると山頂への登山道となります。照葉樹の間を縫うように、急勾配の道を辿り山頂へ。頂は樹木に覆われ展望はききませんが、湯川山への縦走路を少し行くと視界が開け、神湊や玄界灘に浮かぶ大島が一望できます。
法量・規模・面積
所蔵
参考文献 宗像市 2008『宗像遺産 自然遺産編』
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