世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

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宗像地域の文化財

  • 宗像の歴史・文化・くらしを育んだ豊穣の海。沖ノ島祭祀、海女文化、宗像氏の貿易、すべて偉大な玄界灘の恩恵でした。/
  • 夏には家族連れなど多くの海水浴客でにぎわう海水浴場。/
  • さつき松原。乗馬クラブのメンバーがのんびりと遠乗りする姿も見られます。/
  • 美しい波を求めてサーファーが集まる神湊海岸。/
  • 玄界灘の夕日。岩場で釣り糸を垂れる人の姿も。/
名称 玄界灘
種別 自然〈島・海・山・川〉
所在地
形態
調査年
保存状況
出土遺物
時期
説明 宗像市の北西部、日本海の南西端に位置する玄界灘は、対馬海流が流れ、水深約八十mに広大な大陸棚が広がる豊かな海域です。水深が浅く、冬季は北西の季節風が強いことから荒波でも知られ、アジやフグ、イカなど、豊富な魚介類が水揚げされる日本屈指の漁場となっています。釣りや海水浴、マリンスポーツなど、海のレジャースポットとしても人気が高く、海岸線には、玄海国定公園の代表的景観地である「さつき松原」や夕日の美しい神湊の草崎半島など、雄大な風景が広がっています。
 また、古来より日本と大陸とを結ぶ海の道としても重要な役割を果たし、高度な航海技術を持った海人・宗像氏が交流、交易に活躍。四世紀後半から十世紀初頭にかけて、玄界灘の真っただ中に浮かぶ孤島・沖ノ島での国家的祭祀を執り行うなど、玄界灘の海のルートを支配していました。
法量・規模・面積
所蔵
参考文献 宗像市 2008『宗像遺産 自然遺産編』
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