宗像関連古文書・史料
文書群名 |
宗像第一宮置札 |
文書番号 |
3 |
文書名 |
第一宮御造営御寄進置札 |
和暦 |
天正六年六月一日
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西暦 |
1578年 6月 1日 |
本文 |
置札 第一宮御造営御寄進引付 一百目 殿様〈ヨり〉 以御吉日為御初穂物御寄進〈之〉。 一百目 大方殿様〈ヨリ〉 右御同前〈ニ〉御寄進〈之〉。 一百目 女中様〈ヨり〉 右御同前〈ニ〉御寄進〈之〉。 一百目 〈織筋一端〉松尾様〈ヨリ〉 御寄進〈之〉。 一丁長 〈一万数〉益田殿〈ヨリ〉 御寄進〈之〉。 一五拾目 許斐左馬頭 一弐拾目 占部越後守 一五拾目 吉田伯耆守 一三拾目 吉田土佐守 一参石 吉田河内守 一弐石 興聖寺 一参石 鎮国寺 一三拾目 吉田伊賀守 一六拾目 石松加賀守 一三拾目 許斐四郎 一拾文目 吉田木工助 一六斗 石松兵部丞 一弐石六斗 吉田次郎左衛門尉 一壱石 三詫軒 一三斗七升 石川図書助 一壱石 占部甲斐守内方 一拾石 小樋対馬守 一拾文目 良梅軒 一鉄二束 石松孫右衛門尉 一拾文目 有吉縫殿允 一刀一腰 石田新左衛門尉 一刀一腰 田中源次 一五文目 唐人助三郎 一五文目 同三官 一弐拾目 谷口神五郎 一拾文目 工藤右衛門 一六斗〈鉄一束〉 番匠余三左衛門尉 一丁長五拾丁 泊島五郎左衛門 一鉄一束 鍛冶大工助三郎 一同一束 番匠藤左衛門尉 一同一束 同清兵衛尉 一百石 豊福式部卿 一参百五拾目〈白浜沖之瀬寄船之分。但、御造営中漂倒船、/度々雖在之、御遷宮之刻、任先例、頓〈ニ〉如此之不思議〈云々〉〉。 以上〈壱貫六拾五文目、/百肆拾石一斗七升、〉 (以下、裏面) 右引付如件。 天正六年〈戊刁〔寅〕〉六月朔日 〈奉行〉 豊福式部卿秀賀〈花押〉 〈奉行〉 吉田飛弾〔騨〕守尚時〈花押〉 〈奉行〉 石松対馬守尚宗〈花押〉 〈奉行〉 小樋対馬守秀盛〈花押〉 〈奉行〉 高向中務卿良秀〈花押〉 〈奉行〉 吉田伯耆守重致〈花押〉 〈社奉行〉許斐安芸守氏鏡〈花押〉 〈筆者〉 実相院益心〈花押〉 |
読み下し |
置札 第一宮御造営御寄進引付 一百目 殿(氏貞)様より 御吉日を以て御初穂物として御寄進す。 一百目 大方殿様より 右御同前に御寄進す。 一百目 女中様より 右御同前に御寄進す。 一百目 〈織筋一端〉松尾様より 御寄進す。 一丁長 〈一万数〉益田(元祥)殿より 御寄進す。 一五拾目 許斐左馬頭(氏備) 一弐拾目 占部越後守(賢安) 一五拾目 吉田伯耆守(重致) 一三拾目 吉田土佐守(守致) 一参石 吉田河内守(守道) 一弐石 興聖寺 一参石 鎮国寺 一三拾目 吉田伊賀守(致勝) 一六拾目 石松加賀守(秀兼) 一三拾目 許斐四郎 一拾文目 吉田木工助 一六斗 石松兵部丞 一弐石六斗 吉田次郎左衛門尉(貞辰) 一壱石 三詫軒 一三斗七升 石川図書助(貞慰) 一壱石 占部甲斐守(尚安)内方 一拾石 小樋対馬守(秀盛) 一拾文目 良梅軒 一鉄二束 石松孫右衛門尉 一拾文目 有吉縫殿允 一刀一腰 石田新左衛門尉 一刀一腰 田中源次 一五文目 唐人助三郎 一五文目 同三官 一弐拾目 谷口神五郎 一拾文目 工藤右衛門 一六斗〈鉄一束〉 番匠余三左衛門尉(日高定吉) 一丁長五拾丁 泊島五郎左衛門 一鉄一束 鍛冶大工(稲光)助三郎 一同一束 番匠(河野)藤左衛門尉 一同一束 同清兵衛尉 一百石 豊福式部卿(秀賀) 一参百五拾目〈白浜沖の瀬寄船の分。但し、御造営中漂倒の船、/度々これ在りと雖も、御遷宮の刻、先例に任せ、頓に此の如きの儀不思議と〈云々〉。〉 以上〈壱貫六拾五文目、/百肆拾石一斗七升、〉 (以下、裏面) 右引付件の如し。 天正六年〈戊寅〉六月朔日 〈奉行〉 豊福式部卿秀賀(花押) 〈奉行〉 吉田飛騨守尚時(花押) 〈奉行〉 石松対馬守尚宗(花押) 〈奉行〉 小樋対馬守秀盛(花押) 〈奉行〉 高向中務卿良秀(花押) 〈奉行〉 吉田伯耆守重致(花押) 〈社奉行〉許斐安芸守氏鏡(花押) 〈筆者〉 実相院益心(花押) |
大意 |
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紙質 |
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寸法(縦) |
27.3cm |
寸法(横) |
161.5cm |
備考 |
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出典 |
『宗像大社文書』第4巻 |
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