世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

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宗像関連古文書・史料

  • 左側面 中段追刻銘/
文書群名 阿弥陀経石
文書番号 4(4)
文書名 左側面 中段追刻銘
和暦
西暦 年 月
本文 如見阿弥陀仏申文、件荒沢年来間、
更无〔無〕開作人、早任地頭張氏寄進状、
令開発彼牟田、為遐代之仏地、停止
万雑公事、於所当米者、備石仏経香
花・仏性用途、可被致 本家・預所・社司、
現当祈請之状如件、
     大宮司宗像朝臣氏圀〔国〕 〈在判〉
         神官・僧官在各加署
読み下し 見阿弥陀仏申文の如くんば、件の荒沢年来の間、更に開作人無し。早く地頭張氏の寄進状に任せ、彼牟田を開発せしめ、遐代の仏地として、万雑公事を停止し、所当米においては、石仏経香花・仏性用途に備へ、本家・預所・社司、現当の祈請を致さるべきの状件の如し。
   大宮司宗像朝臣氏国 〈在判〉
       神官・僧官各の加署在り
大意
紙質 凝灰岩(梅園石)
寸法(縦) 106.6cm
寸法(横) 22.8cm
備考
出典 『宗像大社文書』第4巻