世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

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宗像関連古文書・史料

  • 阿弥陀仏面 三願文/
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文書群名 阿弥陀経石
文書番号 2(1)
文書名 阿弥陀仏面 三願文
和暦
西暦 年 月
本文 第十八願云、設我得仏、十方衆生、至心信楽、欲生我国、乃至十念、若不生者、不取正覚、

第十九願云、設我得仏、十方衆生、発菩提心、修諸功徳、至心発願、欲生我国、臨寿終時、 仮令不与大衆、囲遶〔繞〕、現其人前者、不取正覚、

第二十願云、設我得仏、十方衆生、聞我名号、係念我国、殖諸徳本、至心回〔廻〕向、欲生我国、不果遂者、不取正覚
読み下し 第十八願に云く、たとひわれ仏となるを得んとき、十方の衆生、至心に信楽して、我が国に生れんと欲して、乃至十念せん。もし生れずんば、正覚を取らじ。

第十九願に云く、たとひわれ仏となるを得んとき、十方の衆生、菩提心を発し、もろもろの功徳を修め、至心に願を発して、わが国に生まれんと欲せば、寿の終る時に臨みて、(われ)仮令大衆とともに囲繞して、その人の前に現ぜずんば、正覚を取らじ。

第二十願に云く、たとひわれ仏となるを得んとき、十方の衆生、わが名号を聞きて、念をわが国に係け、(さらに)もろもろの徳本を殖えて、(それらを)至心に廻向して、わが国に生れんと欲はんに、(この願ひを)果遂せずんば、正覚を取らじ。
大意
紙質 凝灰岩(梅園石)
寸法(縦) 106.6cm
寸法(横) 72.3cm
備考
出典 『宗像大社文書』第4巻