世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

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宗像関連古文書・史料

  • 宗像氏家臣連署奉書/
文書群名 石松家文書
文書番号 2
文書名 宗像氏家臣連署奉書
和暦 弘治二年七月十三日
西暦 1556年 7月 13日
本文 至去月七日、筑前国鞍手郡吉川庄山王山・同若宮表沼口河原、杉越中守方・河津民部少輔方発向之時、懸合防戦刻、粉骨之通、慥被 知召候。軍労之趣、相心得可申旨候。恐々謹言。
〈(異筆)「弘治二」〉七月十三日   尚秀(花押)
                   秀時(花押)
                   氏備(花押)
  石松兵部丞殿
読み下し 去んぬる月七日、筑前国鞍手郡吉川庄山王山・同若宮表沼口河原に至り、杉越中守方・河津民部少輔方発向の時、懸かり合ひ防戦の刻、粉骨の通り、慥かに 知ろし召され候。軍労の趣、相心得申すべき旨に候。恐々謹言。
〈(異筆)「弘治二」〉七月十三日   (寺内)尚秀(花押)
                   (吉田)秀時(花押)
                   (許斐)氏備(花押)
  石松兵部丞(典宗)殿
大意 宗像大宮司氏貞の奉行人、去る六月七日の筑前国鞍手郡吉川庄山王山・若宮表沼口河原における杉越中守・河津民部少輔との合戦につき、石松典宗の戦功を賞する。
紙質 楮紙
寸法(縦) cm
寸法(横) cm
備考
出典 『宗像大社文書』第3巻