世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

文字サイズ 標準 特大
背景色

宗像関連古文書・史料

  • 宗像氏家臣連署奉書/
文書群名 石松家文書
文書番号 1
文書名 宗像氏家臣連署奉書
和暦 天文二十二年卯月二十四日
西暦 1553年 4月 24日
本文 (端裏書)「(切封墨引)」
去十六日、高祖要害里城発向之時、被遂防戦、郎従高屋藤次郎〈被矢疵/左足〉之由、氏俊・氏任注進之趣、令披露之処、粉骨之次第神妙之由、得其心、能々可申旨候。恐々謹言。
〈天文廿弐〉
  卯月廿四日   尚秀(花押)
          良喜(花押)
          直頼(花押)
  石松兵部丞殿
読み下し (端裏書)「(切封墨引)」
去んぬる十六日、高祖要害里城発向の時、防戦を遂げられ、郎従高屋藤次郎〈矢疵を被る/左足〉の由、(深田)氏俊・(許斐)氏任注進の趣、披露せしむるの処、粉骨の次第神妙の由、其の心を得、能々申すべき旨に候。恐々謹言。
〈天文廿弐〉
  卯月廿四日   (寺内)尚秀(花押)
          (吉田)良喜(花押)
          (国分)直頼(花押)
 石松兵部丞(典宗)殿
大意 宗像大宮司氏貞の奉行人、去る四月十六日の高祖要害里城攻めにつき、石松典宗の戦功を賞する。
紙質 楮紙
寸法(縦) cm
寸法(横) cm
備考
出典 『宗像大社文書』第3巻