世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

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宗像関連古文書・史料

  • 宗像大宮司氏貞感状/
文書群名 吉田公一奉納文書
文書番号 9
文書名 宗像大宮司氏貞感状
和暦 永禄十一年九月二十八日
西暦 1568年 9月 28日
本文 去廿五日、芸州諸警固衆、至立花領新宮湊、被相働之処、敵懸合矢軍刻、郎従光安余三被矢疵〈頭/一ヶ所〉粉骨寔神妙之至也。弥可抽忠儀之通、可被申与事、肝要候。恐々謹言。
                〈(付箋)「占部甲斐守」〉
  〈(付箋)「石松対馬守」〉 〈(付箋)「吉田太郎右エ門」〉
  九月廿八日         氏貞(花押)
    吉田伯耆守殿
読み下し 去んぬる廿五日、芸州諸警固衆、立花領(糟屋郡)新宮湊に至り、相働かるるの処、敵懸かり合ひ矢軍の刻、郎従光安余三矢疵〈頭/一ヶ所〉を被る。粉骨寔に神妙の至りなり。弥忠儀を抽きんずべきの通り、申し与へらるべき事、肝要候。恐々謹言。
               〈(付箋)「占部甲斐守」〉
 〈(付箋)「石松対馬守」〉 〈(付箋)「吉田太郎右エ門」〉
(永禄十一年)九月廿八日   (宗像)氏貞(花押)
      吉田伯耆守(重致)殿
大意 宗像大宮司氏貞、吉田重致に対し、毛利氏警固衆が大友方の立花領新宮湊を攻撃した際の勲功を賞す。
紙質 楮紙
寸法(縦) cm
寸法(横) cm
備考
出典 『宗像大社文書』第3巻