世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

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宗像関連古文書・史料

  • 宗像大宮司氏貞感状/
文書群名 吉田公一奉納文書
文書番号 6
文書名 宗像大宮司氏貞感状
和暦 永禄三年八月二十三日
西暦 1560年 8月 23日
本文 (端裏書)「(切封墨引)」
去十六日敵動之時、至赤馬表懸合、遂防戦、帰城之節、於長尾原従諸口敵取籠之処、同名右衛門尉太刀打高名、剰討死候。不便之至候。愁傷令察候。忠儀無比類候。何様可賀与候。恐々謹言。
  八月廿三日   氏貞(花押)
   吉田伯耆守殿
読み下し (端裏書)「(切封墨引)」
去んぬる十六日敵動の時、(宗像郡)赤馬表に至り懸かり合ひ、防戦を遂げ、帰城の節、(宗像郡)長尾原において諸口より敵取り籠むるの処、同名右衛門尉太刀打ち高名、剰へ討ち死に候。不便の至りに候。愁傷察せしめ候。忠儀比類無く候。何様賀し与ふべく候。恐々謹言。
(永禄三年)八月廿三日   氏貞(花押)
    吉田伯耆守(重致)殿
大意 宗像大宮司氏貞、吉田重致に対し、長尾原における大友軍との合戦の戦功を賞す。
紙質 楮紙
寸法(縦) cm
寸法(横) cm
備考
出典 『宗像大社文書』第3巻