世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

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宗像関連古文書・史料

  • 宗像大宮司氏貞書状/
文書群名 占部家文書
文書番号 6
文書名 宗像大宮司氏貞書状
和暦 (永禄四年カ)卯月十日
西暦 1561年 4月 10日
本文 沼口村配当之趣、尋試様体候之処、理之通尤至極候、雖然、時分柄〈云〉、当時之姿〈云〉、以分別早速右之村両所之間、一方之儀急度注進待入候、聊非等閑之篇候、納承候、待入候、不可有遅々候、謹言、
 卯月十日   氏貞(花押)
   (切封墨引)
  占部甲斐守殿   氏貞
読み下し (鞍手郡)沼口村配当の趣、尋ね試す様体に候の処、理の通り尤も至極に候。然りと雖も、時分柄と云ひ、当時の姿と云ひ、分別を以つて早速右の村両所の間、一方の儀急度注進待ち入り候。聊かも等閑の篇に非ず候。納承候。待ち入り候。遅々有るべからず候。謹言。
(永禄四年ヵ)卯月十日   (宗像)氏貞(花押)
   (切封墨引)
  占部甲斐守(尚安)殿   氏貞
大意 宗像大宮司氏貞、占部尚安に対し、沼口村の配当につき村内両所の一方について注進を催促する。
紙質 楮紙
寸法(縦) cm
寸法(横) cm
備考
出典 『宗像大社文書』第3巻