世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

文字サイズ 標準 特大
背景色

宗像関連古文書・史料

  • 三省書状/
文書群名 占部家文書
文書番号 5
文書名 三省書状
和暦 (年不詳)十 四
西暦 年 月
本文 (端裏書)「(捻封墨引) 占甲     三」
此状調進之候、有披見之、分別あるへく候、米〔出〕雲可罷越之由候、可然候、此文尤許安へ可遣候へ共、態無其儀候、我々面〈ニ〉申渡候と各中へ可被申候、是非此節之極干心候、たのミ申候、
(以下冒頭~行間)
又、仏師調儀候間、無緩様〈ニ〉重致へ可被申へく(衍字)候、返々此状能々納得候て調可然候、たのみ申候、謹言、
 十 四                三(花押)
  占 甲
読み下し (端裏書)「(捻封墨引) 占甲(占部尚安) 三」
此の状調へ進らせ候。披見あり、分別あるべく候。出雲罷り越すべきの由に候。然るべく候。此の文尤も許安(許斐氏鏡)へ遣はすべく候へ共、態と其の儀無く候。我々面〈ニ〉申し渡し候ヘと各中へ申さるべく候。是非此の節の極肝心候。たのミ申し候。
(以下冒頭~行間)
又、仏師調ふる儀候間、緩がせ無き様〈ニ〉(吉田)重致へ申さるべく候。返す返す此の状能々納得候ひて調へ然るべく候。たのみ申し候。謹言。
 十 四                三(花押)
  占 甲
大意 三省、占部尚安に状を送り、この節の決断、仏師の調えを促す。
紙質 楮紙
寸法(縦) cm
寸法(横) cm
備考
出典 『宗像大社文書』第3巻