世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

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宗像関連古文書・史料

  • 毛利輝元・元就連署書状/
文書群名 吉田ツヤ氏奉納文書
文書番号 8
文書名 毛利輝元・元就連署書状
和暦 (年不詳)七月十一日
西暦 年 7月 11日
本文 〈押紙「十二号」〉
就許斐岳普請之儀、炎天之時分日々御辛労之通、元春・隆景申上せ候、誠御入魂祝着候、以氏貞御一分、彼山普請被相調之由、御馳走難申尽候、猶自是以使者、可申述□〔候ヵ〕、不能詳候、恐々謹言、
 七月十一日   輝元(花押)
         元就(花押)
 深河讃岐守殿
 吉田和泉守殿
読み下し 許斐岳普請の儀に就き、炎天の時分日々御辛労の通り、(吉川)元春・(小早川)隆景申し上せ候。誠に御入魂祝着候。(宗像)氏貞御一分を以て、彼の山普請相調へらるるの由、御馳走申し尽くし難く候。猶是より使者を以て、申し述ぶべく候条、詳かに能はず候。恐々謹言。
 七月十一日   (毛利)輝元(花押)
         (毛利)元就(花押)
 深河讃岐守殿
 吉田和泉守(秀時)殿
大意 毛利元就・輝元、九州に派遣した吉川元春・小早川隆景の報告を受け、宗像大宮司氏貞が許斐岳城普請に努めたことを謝する旨、氏貞家臣深河讃岐守・吉田秀時に伝える。
紙質 楮紙
寸法(縦) cm
寸法(横) cm
備考
出典 『宗像大社文書』第3巻