宗像関連古文書・史料
| 文書群名 |
吉田ツヤ氏奉納文書 |
| 文書番号 |
5 |
| 文書名 |
宗像大宮司氏貞感状 |
| 和暦 |
永禄十年九月十三日
|
| 西暦 |
1567年 9月 13日 |
| 本文 |
（端裏書）「（切封墨引）」
〈（押紙）「一号」〉
至去十日院内働之時、立花・奴〔怒〕留湯送付之条、於飯盛山下遂防戦初鑓、得勝利之処、重而敵立返刻、秀時懸合追崩、数多討執之忠儀之趣、誠感悦之至也、弥可抽馳走事、肝要候、恐々謹言、
九月十三日 氏貞（花押）
吉田和泉守殿
（包紙上書）
「〈く〉氏貞判物三通之内〈遠賀郡高倉村安右衛門所持／吉田和泉守儀安右衛門曽祖父ニて御座候〉」 |
| 読み下し |
（端裏書）「（切封墨引）」
去んぬる十日院内に至り働きの時、立花（鑑載）・怒留湯（融泉）送り付くの条、飯盛山下において防戦を遂げ鑓を初め、勝利を得るの処、重ねて敵立ち返る刻、秀時懸かり合ひ追ひ崩し、数多討ち執るの忠儀の趣、誠に感悦の至りなり。弥馳走を抽きんずべき事、肝要候。恐々謹言。
（永禄十年）九月十三日 （宗像）氏貞（花押）
吉田和泉守（秀時）殿 |
| 大意 |
宗像大宮司氏貞、吉田秀時に対し、去る十日、院内に出陣の際、飯盛山下における立花鑑載・怒留湯融泉率いる立花城衆との戦いで敵を数多討ち取った戦功を賞する。 |
| 紙質 |
楮紙 |
| 寸法（縦） |
cm |
| 寸法（横） |
cm |
| 備考 |
|
| 出典 |
『宗像大社文書』第３巻 |
copyright © 2020 世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群保存活用協議会 All Rights Reserved.