世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

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宗像関連古文書・史料

    文書群名 嶺家文書
    文書番号 参考2
    文書名 宗像大宮司氏貞安堵状写
    和暦 年不詳(十二月二十一日)
    西暦 年 12月 21日
    本文 氏兼甥三郎氏種跡、及断絶之条、氏種妹与吉田重致息善吾令嫁夫、有相伝度由、互堅諾之状披見畢、尤可然候、於此上違乱之方候者、可加成敗候、恐々謹言、
     (十二日二十一日)   氏貞判
     嶺土佐守殿
    読み下し 氏兼甥三郎氏種跡、断絶に及ぶの条、氏種妹と吉田重致息善吾と嫁夫せしめ、相伝有り度きの由、互ひに堅諾の状披見し畢んぬ。尤も然るべく候。此の上において違乱方候はば、成敗を加ふべく候。恐々謹言。
     (十二日二十一日)   (宗像)氏貞判
     嶺土佐守(氏兼)殿
    大意 宗像大宮司氏貞、吉田重致子息善吾を氏兼甥三郎氏種妹の夫として、氏種跡を継承させることを承認する。
    紙質 楮紙
    寸法(縦) cm
    寸法(横) cm
    備考 松崎氏所蔵嶺家文書。『宗像郡誌』下に収録、『宗像市史』史料編第2巻中世Ⅱ701号。
    出典 『宗像大社文書』第3巻