宗像関連古文書・史料
文書群名 |
嶺家文書 |
文書番号 |
14 |
文書名 |
宗像宮僧座着座次第写 |
和暦 |
天正十三年二月吉日
|
西暦 |
1585年 2月 |
本文 |
宗像宮僧座〔官〕着座次第〈天正十三年〈乙酉〉二月吉日〉
(左座部) 左座 〈第二宮下旬護灯〉 〈豊福式部郷〔卿〕〉 一、六郎丸、学頭座定 秀賀
〈第一宮上旬護灯〉 〈常子大弐〉 二、永用〈是ヨリ皆老〉 増秀 〈下高宮上十五日経衆〉
〈第三宮上〔中〕旬護灯〉〈清水兵部郷〔卿〕〉 三、殿弘 良仲
〈第三宮中旬護灯〉 〈高山少将〉 四、乃仁 栄秀 〈稲庭上大明神護灯〉 〈池浦治部郷〔卿〕〉 五、諸次郎 良賀
〈日並刑〔兵〕部郷〔卿〕〉 六、五〔六〕郎丸 長玄
〈許斐権現護灯〉 〈吉田少輔〉 七、助丸 良知
〈第二宮中旬護灯・孔大寺護灯〉〈吉田切手共〉 八、楽万 〈図師共抱之〉良季 〈池田郷粢殿護灯〉 九、一楽 〈名字木原〉秀賀預リ
(右座部) 右座 両座主着座一代替り 〈殿上奉行〉 〈高向中務郷〔卿〕〉 一、与里次郎丸、座主 良秀
〈織幡大明神護灯〉 〈池浦式部郷〔卿〕〉 二、伊王丸、座主 秀賀 〈妙見大菩薩御灯〉
〈第三宮下旬灯〉 〈力丸中将〉 三、与里重松〈是ヨリ皆老次第〉良存 〈上高宮下十五日護灯〉
〈上高宮上十五日護灯〉 〈山下越後〉 四、力万、堂達 増泉 〈下高宮下十五日護灯〉
〈第一宮下旬護灯〉 〈吉田二位〉 五、力善 行元〔光〕
〈第一宮中旬護灯〉 〈吉田侍従〉 六、重富 良増
〈第二宮上旬護灯〉 〈吉田少納言〉 七、小薬丸 良玄
八、安延 〈名字高橋〉秀賀預リ
以上官〔宦〕僧十七人 此外供僧衆在〔有〕之、 〓〔楯〕崎寺院主、土穴郷宮司、名残村院主当〔営〕 社供僧也、此三人夏入行之時役者在〔有〕之、 右古本破損之条、〔猶〕為後代〔証令〕書写之畢、〈寛永十八〈丁巳〉年/八月吉日 学頭長賀〈在判〉〉 |
読み下し |
省略 |
大意 |
宗像大宮司氏貞、孔大寺権現大神事に際して、僧座着座の位置を定める。 |
紙質 |
楮紙 |
寸法(縦) |
cm |
寸法(横) |
cm |
備考 |
冒頭と末尾以外は座の位置に応じた配置で書かれているため(写真参照)、便宜、「右座部」「左座部」とし、番号順に表示した。
『宗像大社文書』第2巻の宗像家文書44号・45号にも写しがある。
〓は「木」偏に「夂」と「月」とを組み合わせた文字。 |
出典 |
『宗像大社文書』第3巻 |
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