世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

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宗像関連古文書・史料

  • 得宗公文所奉書/
文書群名 嶺家文書
文書番号
文書名 得宗公文所奉書
和暦 元応二年二月十九日
西暦 1320年 2月 19日
本文 筑前国宗像第二宮造営事、惣社自公方雖有其沙汰、依別御願、所被寄銭伍佰貫也、早為奉行、募当庄年貢、急速可被終其功之由候、仍執達如件、
  元応二年二月十九日   平   (花押)
              沙弥  (花押)
              沙弥 
              左衛門尉(花押)
   宗像大宮司殿
読み下し 筑前国宗像第二宮造営事、惣社公方より其の沙汰有りと雖も、別の御願に依り、銭伍佰貫を寄せらるる所なり。早く奉行として、当庄年貢を募り、急速に其の功を終へらるべきの由に候。仍つて執達件の如し。
  元応二年二月十九日   平   (花押)
              沙弥
              沙弥(諏訪直性)  (花押)
              左衛門尉(長崎高資)(花押)
   宗像大宮司(氏長)殿
大意 北条氏得宗、宗像第二宮造営につき錢五百貫文を寄進し、大宮司宗像氏長に対して急ぎその功を遂げるよう命じる。
紙質 楮紙
寸法(縦) cm
寸法(横) cm
備考
出典 『宗像大社文書』第3巻