宗像関連古文書・史料
文書群名 |
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文書番号 |
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文書名 |
大島第二宮年中御神事次第・大島第二宮年中御供米之事 |
和暦 |
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西暦 |
年 月 |
本文 |
〈御祈祷米十俵、同十六日〈ニ〉爰許御蔵米□〔受書ヵ〕也、〉 大島第二宮年中御神事次第 一正月元日 願しやく政所御供〈通夜〉 一同月三日、御船〈ノ〉 御神事 一毎月朔日・十五日〈ノ〉 御神事 〈廿四ケ度祭〉 一春秋彼岸〈ノ〉 御神事 〈通夜、付二ケ度祭礼〉 〈御本社上宮異国向〈ニ〉立給〈ヲ〉〉 一三月、御岳〈ノ〉〈御本社ハ日向禁裏〈ヲ〉向給、/天孫守護〈ノ〉為成〈リ〉、/上宮ハ荒魂陽成、/御本社ハ和魂陰成、〉 御神事 一七月、七夕 御【神】事 一同月、𩢍火穂懸〈ノ〉 御神事 〈付、拾二社祭礼〉 一九月十二日〈ノ〉 御神事 一十月初卯〈ノ〉 御神事 一同月十三、法花 御神事 一十一月初午 御祭礼 〈付、二ヶ度祭礼〉 一同月、毛利〔盛〕酒 御神事 〈付、九ヶ度祭礼〉 一同月、御岳 御神事 一同月、農能行 御神事 〈付、十二ヶ度祭礼〉 一同月廿日〈ヨリ〉廿六日迄、𩢍火口明 御神事 一十二月二日〈ヨリ〉八日迄、𩢍火 御神事 〈付、十二ヶ度祭〉 一同月廿三日、願しやく口明 御神事 一同月廿四日、御船口明 御神事 右此外暦々之御祭礼改置也、御繁多之条、 弘治弐年〈丙辰〉
同宮年中御供〈ノ〉次第 一正月元日、政所御供 弐斗五升 一毎月朔日・十五日、直付御供 一御供四升宛 一春秋彼岸、祭礼御供 八升 一能行祭、御供 壱斗 一七月、棚機〔七夕〕御供 四升 一九月九日、政所御供 弐斗五升 一𩢍火、政所御供 弐斗五升 一保大所座役 五斗三升 一同酒肴神舞〈并〉𩢍火衆三ヶ祝〈ヒシテ〉懃〈シ〉、 以上弐石五斗一色升 (花押) 天文廿弐年 (花押) 〈二ノ甲斐河野〉吉通(花押) |
読み下し |
省略 |
大意 |
(原本【概要】より抜粋)大島第二宮の年中御神事の次第を書き上げて冊子となす。「同宮(大島第二宮)年中御供ノ次第」は、当時の甲斐河野吉通が天文22年(1553)の大島第二宮における年中行事のうち御供米の供進を必要とする神事とその量目を書き上げたものである。いま一つの弘治2年(1556)の年次表記をもつ「大島第二宮年中御神事次第」は、同年の正月から十二月にいたる神事の名目のみを書き上げたもので、御供米の量目にうちては記載がない。時期的にみて、前者と同じく河野吉通が書いた可能性が高い。 |
紙質 |
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寸法(縦) |
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寸法(横) |
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備考 |
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出典 |
『宗像大社文書』第3巻 |
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