世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

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  • 吉野期神事目録/
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文書群名
文書番号
文書名 吉野期神事目録
和暦
西暦 年 月
本文 〈〇前欠〉
 〔   〕□□□□□□□□□□□、〔   〕〔第カ〕一宮東塔祭礼・同十四日「・」第一宮〔   〕宗楽寺行、
 〔   〕歩射・同日「・」踏歌、「・」上高宮同□〔下カ〕高宮〔   〕第三宮・「・」織幡社・許斐社祭礼、同〔   〕、
右二十二社
 同十六日、「・」織幡宮六社歩射、同国連明神奉射三社、
 同十七日、「・」許斐三所、王子一社、六御前一社、「・」七郎殿一社、「・」黒尾明神一社、「・」篠尾明神一社、皆祭礼、
  右已上従朔日十七日及也、「・」百五十三社、
―二月祭礼、第一宮七社、「・」第二宮七社、第三宮八社、「・」正三位、「・」上高宮、下高宮、「・」北﨑明神、「・」政所三社、
右三十五社祭礼、同日孔大寺三所権現、千手堂之法華会、「・」高棚六所、神供数「・」三百九十六前、
                         〈六十余州神皆勧請〉
 同二日、「・」権現三所、「・」千手堂法花会、「・」高棚同前、
 同三日、「・」権現三所法花会行烈〔列〕、山神、「・」千手堂行、高棚同前、
 同四日、「・」権現三所、送迎神名帳、高棚同前、
                   〈千五百八十四膳也〉
 右神供数二千百九十八膳也、 
 同十五日、「・」第一宮社、「・」第二宮、「・」第三宮、「・」正三位、「・」政所、「・」貴船、三十社祭礼
 同十六日、「・」神楽、「・」第一宮、「・」第二宮、「・」第三宮、「・」織幡社、十五社祭礼、
一三月朔日、「・」第一宮、「・」第二宮、「・」第三宮、「・」高宮上下、「・」北崎、「・」政所、「・」貴船、「・」織機、四十九社祭礼、
 同三日、「・」桃花会、「・」第一宮、「・」第二宮、「・」第三宮、「・」正三位、「・」許斐、「・」織幡、「・」高宮上下、「・」北崎、「・」政所、「・」貴船、四十六社〈祭礼〉
 同十五日、「・」第一宮、「・」第二宮、「・」第三宮、「・」政所、「・」貴船、釣初、許斐社、「・」織幡社、三十一社祭礼、
一夘月朔日、「・」第一、「・」第二、「・」第三、「・」正三位、「・」織幡、「・」高宮上下、「・」貴船、四十社祭礼、
 同二日、神湊「・」木皮社祭礼、「・」年毛社三社、「・」政所田殖、
  「・」七社祭礼
 同十五日、「・」第一、「・」第二、「・」第三、「・」高宮上下、「・」北崎明神、「・」許斐、「・」織幡、「・」正三位、「・」政所、
 「・」貴船、三十一社祭礼、
 同十八日、「・」臨時祭、「・」第一、「・」第二、「・」第三、「・」織機、「・」善神王、
   三十社祭礼
 同晦日、神祭、「・」第一宮殿内、七十八社祭礼、
一五月朔日、「・」第一宮、「・」第二、「・」第三、「・」正三位、「・」高宮上下、「・」北崎明神、「・」政所、「・」善神王、
 「・」貴船、三十九社祭礼、
 同三日、「・」浜宮、「・」五社、「・」鏑流馬〔流鏑馬、以下同〕、「・」競馬、三十社、
 同四日、「・」伊摩明神、祭礼三社、同日、浪析〔折〕明神、祭〔礼脱カ〕三社、
 同五日、「・」行幸、「・」第一、「・」第二、「・」第三、「・」織幡、「・」許斐、「・」伊摩〈明神〉、「・」浪析〔折〕明神、「・」黒尾明神、「・」神輿五丁、「・」五社行幸、「・」神馬乗騎御神十社、「・」田殖、「・」田楽、「・」競馬、「・」鏑流馬、「・」真弓五人、「・」坂本社、「・」廟院社、三十九社祭礼、
一六月朔日、「・」第一宮、「・」第二宮、「・」第三、「・」正三位、「・」高宮上下、「・」織幡、「・」貴船、三十七社祭礼、
 同十五日、「・」第一、「・」第二、「・」第三、「・」正三位、「・」善神王、「・」織幡、「・」政所、「・」貴船、三十七社祭礼、
 同晦日、御祓、「・」第一宮七社、「・」善神王計也、九社祭礼、
一七月朔日、「・」第一、「・」第二、「・」第三、「・」正三位、「・」高宮上下、「・」北崎明神、「・」政所、「・」貴船、三十七〔社脱〕祭礼、
 同七日、「・」乞巧天〔奠〕祭礼、「・」第一、「・」第二、「・」第三、「・」廿三社祭礼、
 同十五日、「・」第一宮三所「盂蘭盆」経供養、「・」御「甞」会、「・」「相模〔撲、以下同〕」、「・」宗楽寺阿弥陀〔経脱カ〕供養、「・」正三位三社、祓穂進、
   三十九社祭礼
一八月朔日、「・」第一、「・」第二、「・」第三、「・」正三位、「・」高宮上下、「・」北崎明神、「・」政所、「・」貴船、三十七社祭礼、
 同十三日、「・」許斐権現、「・」神輿「・」行幸、「・」王子一社、「・」七郎殿、「・」六御前、「・」黒尾「・」殿中〈仁〉行幸、
 「・」神明法楽種々在之、伶人延年、
 同十四日、「・」伊摩明神祭三社、同日、「・」浪析〔折〕明神祭三社、同日、「・」五社「・」神輿「・」行幸、「・」騎馬明神十社、「・」坂元祭礼、「・」廟院祭礼、「・」浜殿五社、五十六社祭礼、
 同十五日、「・」大般若経供養、「・」行烈〔列〕、「・」御船寄、「・」歌舞、菩薩「・」祭礼、二百八十五社祭礼、
一九月朔日、「・」第一、「・」第二、「・」第三、「・」高宮上下、「・」許斐、「・」織幡宮、「・」政所、「・」貴船、三十七社祭礼、
 同九日、「・」第一、「・」第二、「・」第三、「・」正三位、上下「・」高宮、「・」政所、「・」貴船、「・」許斐、「・」織幡、五十六社祭礼、
 「・」「相撲」、「・」鏑流馬、
 同十日、「・」織幡九日、「・」国連社、「・」相撲、鏑流馬、
   七社祭礼
 同十一日、「・」的原「・」小木大明神、「・」許斐、「・」王子、「・」相撲、「・」鏑流馬、
   六社祭礼
一十月朔日、「・」第一、「・」第二、「・」第三、「・」正三位、上下「・」高宮、「・」政所、「・」貴船、
   三十七〔社脱〕祭礼
 同十三日、「・」中御島法花会、大祭、御牧殿、「・」馬毛付、
   十一社祭礼
 同十五日、「・」第一、「・」第二、「・」第三、「・」正三位、「・」政所、「・」織幡、「・」貴船、
   三十七社祭礼
 此月〈仁波〉「・」御手長之竹従瀛参、日〈波〉不定也、
一十一月朔日、「・」第一、「・」第二、「・」第三、「・」正三位、「・」政所社、「・」高宮上下、「・」北崎大明神、「・」貴船、
 晦日、神祭、「・」第一宮神祭、「・」殿中神祭、七十五社也、
   百五十七社
一十二月朔日、「・」第一宮、「・」第二、「・」第三、「・」織機社、「・」正三位、「・」高宮上下、「・」政所、「・」貴船、祭礼
 四十五社、「・」同中御嶋、馴火二七日祭礼、
 同十五日、「・」第一、「・」第二、「・」第三、「・」許斐、「・」織幡、「・」高宮上下、「・」政所、「・」貴船、祭礼、四十五社、
 同十七日、「・」第一宮、「・」第二宮、「・」政所、祭礼、
 同十八日、「・」稲庭上、「・」吹浦明神、無後見明神、「・」綱懸明神、
                      〈同所〉
 同十九日、「・」田野郷「・」与里岳明神「・」森明神、「・」織幡、「・」人見明神、「・」第一宮之仏名会、祭礼、三十四社、
 同廿日、「・」的原明神、「・」勝村大明神、「・」在自天神宮、「・」縫殿明神、祭礼、十社、
                                   〈神儀官庁也〉
 同廿五日、「・」八女、「・」上高宮、「・」下高宮、「・」第一宮、「・」九間社、「・」六将軍〈「・」宗像・「・」河上・「・」住吉/「・」諏訪・「・」高良・「・」武内〉、「・」祭礼三十一社〈同廿五日〉、「・」政所、朸析〔折〕祭礼、
 同晦日、災掃、「・」第一、「・」第二、「・」第三、祭礼、三十社、
 「・」政所、三社、「・」湯殿、「・」幡殿、「・」西神殿御神事、秘蜜〔密〕也、
     右已上百八十一社祭礼
一「・」中御嶋年中祭礼、
 「・」五節供、同朔日・十五日、十七社祭礼、
 十二月中「・」四十八ヶ度、「・」四十八社也、祭礼、
一池浦「・」山王七社、朔日・十五日、正月中五十六社、「・」五節供、
   右八十五社祭礼、
一山田村
 「・」白山権現、正月朔日、三社、霜月朔・三日、桃花会、三社、「・」八月朔日、三社、「・」二八月「・」彼岸、
 十八社祭礼、
 同村之「・」若宮、正月朔日、霜月朔日、同八日、「・」二八月「・」彼岸、
   五社祭礼
  右二十社
 「・」宗像郡諸社九月中御九日次第
 「・」第一宮九日、「・」相撲、 「・」鏑流馬、七社
 「・」織幡十日、「・」相撲、  「・」鏑流馬、五社
 「・」的原十一日、「・」相撲、 「・」鏑流馬、一社
 「・」年毛明神九月晦日、    「・」土穴明神廿五日、
 「・」牧口明神廿七日、     「・」勝村明神廿二日、
 「・」本木若宮七社廿八日、   「・」内殿十所王子廿三日、
 「・」内浦「・」若宮十一月九日、「・」太礼明神廿五日、
 「・」示現明神九日、      「・」粢田「・」若宮九日、
 「・」辻原若宮廿三日、     「・」山口若宮九日又十九日、
 「・」在自「・」若宮十九日、  「・」孔大寺十八日、
 「・」泊島「・」厳島明神十九日、「・」白浜十八日、
 「・」中御嶋九日、
     已上廿社於一社皆三神座、故六十社也、
一「・」上高宮「・」下府社、十二月十五日廿五社祭礼、
一長日御供
 「・」第一太神宮 「・」一千四百四十膳、七社也、
 「・」第二太神宮 「・」一千四百四十膳、七社也、
 「・」第三太神宮 「・」一千八百膳、八社也、
一伊摩社五八月、十二社祭礼、
一浪析〔折〕社五八月、十二社祭礼、
一「・」第一宮、「・」第三宮、毎月八日本地講、三十六社祭礼〈正三位加之〉、
―三所長日御供、縮四千六百八十度也〈潤月之時者、七千六百廿度也〉、
一諸社年中祭礼、四千四百九十九度也、
一七社朔日・十五日、潤月之時、祭礼七十四社分也、
   已上九千百七十九度祭礼也。
 潤月之時、一万二千三百七十九度也。
読み下し 省略
大意 (原本【概要】)この史料は、その冒頭部分に一部欠損が認められるが(1月の祭礼についての記事)、「吉野朝時代」つまり十四世紀後半期における第一宮、第二宮、第三宮など辺津宮関係神社を中心にした神社組織としての宗像社の一年間の仏神事・祭礼について、その日程や内容を具体的かつ詳細に書き上げたものである。
紙質
寸法(縦) cm
寸法(横) cm
備考
出典 『宗像大社文書』第3巻