世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

文字サイズ 標準 特大
背景色

宗像関連古文書・史料

  • 大内持世安堵書下写/
  • 大内持世安堵書下写/
文書群名 近藤清石写本宗像文書
文書番号 15
文書名 大内持世安堵書下写
和暦 (年未詳)十一月十五日
西暦 年 11月 15日
本文 筑前国宗像野坂庄事。為社領先年御知行畢。然而近年御中絶処、以前為油〔由〕緒間、任先例、可有御知行者也。仍宇佐宮正検〔税カ〕事、不可有無沙汰。彼地事、期〔被カ〕請上意上者、社家〈仁〉渡進之状如件。
 十一月十五日 修理大夫持世〈押字〉
  宗像大宮司殿
読み下し 筑前国宗像(宗像郡)野坂庄の事。社領として先年御知行し畢んぬ。然れども近年御中絶の処、以前由緒たるの間、先例に任せて、御知行あるべきものなり。仍つて(豊前国宇佐郡)宇佐宮正税の事、無沙汰あるべからず。彼の地の事、上意を請わるる上は、社家〈に〉渡し進らすの状件の如し。
 十一月十五日 (大内)修理大夫持世〈押字〉
  宗像大宮司(氏俊)殿
大意 大内持世、筑前国野坂庄を宗像社領として安堵する。
紙質
寸法(縦) cm
寸法(横) cm
備考 『宗像大社文書』第1巻134号の写し。 宗像友一郎蔵(近藤清石写本宗像文書21号参照)。
出典 『宗像大社文書』第2巻