世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

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宗像関連古文書・史料

  • 九州探題渋川義俊奉行人連署奉書写/
  • 九州探題渋川義俊奉行人連署奉書写/
文書群名 近藤清石写本宗像文書
文書番号 14
文書名 九州探題渋川義俊奉行人連署奉書写
和暦 応永二十八年八月二十二日
西暦 1422年 8月 22日
本文 筑前国宗像郡内大穂庶子分事。為本神領之由、自社家以証文歎申之間、被成安堵畢。早速可被避渡宗像方代之由候也。仍執達如件。
 応永廿八年八月廿二日 沙弥〈押字〉
            沙弥〈押字〉
  大穂七郎殿
           〈以上 宗像氏緒蔵〉
読み下し 筑前国宗像郡の内大穂の庶子分の事。本たる神領の由、社家より証文を以て歎き申すの間、安堵を成され畢んぬ。早速宗像方代に避り渡さるべきの由候なり。仍つて執達件の如し。
 応永廿八年八月廿二日 沙弥〈押字〉
            沙弥〈押字〉
  大穂七郎殿
         〈以上 宗像氏緒蔵〉
大意 九州探題渋川義俊、宗像郡内大穂庶子分を宗像社雑掌に避り渡すことを大穂七郎に催促する。
紙質
寸法(縦) cm
寸法(横) cm
備考 宗像氏緒蔵。
出典 『宗像大社文書』第2巻