世界遺産「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群デジタルアーカイブス

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宗像関連古文書・史料

  • 足利義詮御判御教書写/
  • 足利義詮御判御教書写/
文書群名 近藤清石写本宗像文書
文書番号 13
文書名 足利義詮御判御教書写
和暦 延文四年十月二十三日
西暦 1359年 10月 23日
本文 去八月六日筑後国大保原合戦之時、頼尚相共致忠節之刻、手者等或討死、或被疵〈云々〉。軍功之至、弥以所感悦也。向後弥可抽戦功之状如件。
 延文四年十月廿三日〈押字〉
 宗像大宮司殿
読み下し 去る八月六日筑後国(御原郡)大保原合戦の時、(少弐)頼尚と相共に忠節を致すの刻、手の者等或いは討死、或いは疵をこうむると〈云々〉。軍功の至り、弥以て感悦する所なり、向後弥戦功を抽んずべき状件の如し。
  延文四年十月廿三日〈押字〉(足利義詮)
  宗像大宮司(氏俊)殿
大意 足利義詮、筑後国大保原の合戦における宗像大宮司氏俊の軍功を賞する。
紙質
寸法(縦) cm
寸法(横) cm
備考 宗像社家文書惣目録71(ア)に対応。 宗像氏緒蔵(近藤清石写本宗像文書14号参照)。
出典 『宗像大社文書』第2巻